スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

続き続き

とぎれとぎれにバイオ見てました。ミラいいなー
前回下書き保存しようと思ってうっかりそのまま保存しました。面倒なのでそのまま次。
マリオ2楽しい。3Dは大変すぎました!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それで終わるはずだったのに、射かけられた矢の一本が狙いを外してあらぬ方向に飛んだ。
飛んだ先に、城内で最も身分の高い人物、たまたま訪れていた名目だけの将軍がいたのだった。
無論、身体に当たることはなく、勢いを失っていた矢は傍に控えていた副官のエディーンの一閃で切り払われて落ちた。
「お怪我はありませんか」
剣を腰の鞘におさめ、エディーンが動きを止めた将軍リーアの顔を覗き込む。
川に面した城壁から離れた一角、薬草園や畑を兼ねた中庭に、まさか飛んでくる矢があるとは思わなかったのだ。風を切る音が耳に入ってから剣が納められる金音まで、じっと動きを止めた後ろ姿に、怯えているのかと案じたエディーンは僅かに目を瞠った。
「リーア様?」
動かない背中から前に回って顔を覗き込むと、動かない表情があった。元より大きな目を一杯に見開いて、なのにその瞳に光はなく、焦点が合っていない。瞬くこともせず、不意の殺気にさらされた身体はこわばり、唇が何かをつぶやくように小さく動いていた。
エディーンの背筋をぞっと何かが這い降りた。この表情は一度だけ見たことがあったのだ。
心奪われたような表情。…初めて出会ったあの時の。
よく耳を澄ませば、動く幼さを残した柔らかな唇から洩れるのは、いま使われている言葉ではない。うねるように高く低く連なる音の、古代に失われた言語。
あの時と同じ。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。