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咳はコンコン、胸やけジリジリ

買っておいた肉ひとパックの消費期限が危険なラインになってきたので、てきとーに炒めて食べたら、肉ばっかり食べ過ぎて胸焼けする。咳のせいで鳩尾が(なんで鳩の尾っぽがみぞおちなのか)筋肉痛だし、胃酸上がってくる感じするし、色々たまりません。
インフルエンザ騒動の間、ろくな料理してなかったもんなー
あやうく子の日記に、病院行ってインフルエンザの診断受けたあとにカップ焼きそば食べたことを克明に記されて提出されるところだった!ピンチ!
字数数えてぴったりに書き直してもらったー
さすがにクラスの子の前で読み上げられる恐れのある日記にそれは大変(わしの名誉的に)まずい。
相変わらずの雨模様なので雛人形が片付けられませ(以下略)
明日は晴れますように!昼からでもいいから!

昨日書いたのは下の兄って書いたけど、よくよく考えたら中の兄にしとかないとだなー
そのうち気が向いたら修正します。
如何に何も考えずに行き当たりばったりかがよくわかる…

今日もばったりな習作。

エディーンが、怪我をした。
なんでも、御前試合の打ち合わせ中に、武具を用意していたのが崩れたとか。本人だけなら無傷だったのに、周囲を女の人に取り巻かれていたせいで、それを庇って自分だけ怪我をしたとか。
大した怪我では、という報告を尻目に駆け出していた。
エディーンが怪我をしたことなんて、覚えがない。
いつだって無傷だった。どんな乱戦の中でも、魔法が発動するまでの間、必ず私を無傷で護りきった。私も、自分も無傷で。
幼い頃、体術や剣を共に習い始めた頃。粗忽な私は剣の取り扱いや避けるのが上手くなくて、手先や腕、足など始終小さな傷を作っていたが、エディーンは軽い打ち身すら作ることなく、さりとて自分の殺傷能力は高めに高めていた。
そのエディーンが、怪我をした。
女の人を庇って。
「…なに、これ」
走っていた足が重くなり、お腹のところが気持ち悪い。
お昼ごはん、食べ過ぎたかな、違うかな。
違和感を手でさすって散らしながら、エディーンが居た兵站場の大広間にたどり着く。
見れば数人の兵士が散らばった長刀や槍を大忙しで片付けていた。
床に点々と、続く血の雫。
思わずそれを目で追うと、少し離れた窓際で手当てを受けているエディーンを見つけた。
…とりどりの綺麗な髪の女性の向こうに。
あれ?
今度はおなかよりもうちょっと上のところが何だか苦しくなった。
なんだこれ? やっぱり変な物食べた?
手のひらで広い範囲を撫でるように庇いつつ、水の中を歩むように重くなった足取りで近づいていくと、華やかな人垣が割れる。珍しく冷やかではない、穏やかな笑顔を見せるエディーンを手当てしているのは兄だった。
「兄様、大丈夫なの?」
エディーンの具合と、多忙な兄様と両方を掛けて問うと、昼と夜の視線が私に据えられる。おそらくは周囲の華々しい人たちの視線も。
「リーナ、いいところに。お前、昨日自分の剣をここに忘れていっただろう? 危うく踏み折られるところだったぞ、忘れずもって帰りなさい」
左の上腕部に包帯を巻きつけ終わり、袖をどうするか考えているエディーンを見ていると、薬箱を片付けた兄様が声を掛けてきた。見ると、私専用の細い剣が兄の手にあった。
体力的なものや、不慮の事故を防ぐ意味合いもあり、私はいつも帯剣しているわけではない。儀礼用にも見える細く鋭い突剣をあつらえてもっていることが多いが、よく置き忘れている。
そしてそれは、いつもエディーンに回収されている。確かに昨日、ここを訪れたときに持ってきた記憶はあるが、持ち帰った記憶はない。
結局片袖だけを上着に通すことにしたらしいエディーンが、兄様に礼を言ってその剣を受け取り、私の前に差し出した。
「少し早いですが帰りましょう。お持ちしますか、私が持ち帰っても構いませんが」
「…自分で持つ、よ。どこにあったの?」
腰のベルトに剣をセットしながら何気なく聞くと、言いよどんだ風で答えがすぐに返ってこなかった。
不思議に思ってエディーンの顔を見ると、どうやら少し困っているようで、周囲に一礼して私の背に手を当てて促し、城に戻る回廊に差し掛かるまで結局答えは帰ってこなかった。
「…とんだところをお見せいたしまして。うっかり机の上に武具が雪崩れ落ちそうになって、そうするとこの剣が折れるかと思い、払いのけたのですがあいにく」
うっすら目尻の辺りが赤みがかって見える。
「ひょっとしてエディーン、怒ってる?」
刺激しないように恐る恐る、顔を見上げると、さっきと同じ、極珍しい含んだところのない穏やかな顔で見下ろされた。
「怒っていませんよ。剣を折らずにすんでよかったと思いまして」
「あー…そういえばこれ、作ってもらうのに時間掛かったよね…」
「ええ。しばらく公的に丸腰になられることを避けることが出来て、良かったと思っております」
そうか。
女の人を庇ったんじゃなくて、私の剣を庇ったのか。
「…えへへ、ありがとうね。後でおやつ分けるから。お詫びにしてくれる?」
「おやつは結構です。怪我しないように貴女がきっちり持っていてくださるのがいいんですが、そうも行きませんし」
「が、がんばります」
「気持ちだけ受け取っておきますよ。気持ちは存分に」
いつもよりちょっとお小言が優しい。
さっきまでの、お腹の気持ち悪さはどこかに行ってしまっていた。

王国最強の姫将軍の、その御付きの庇うもの。
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