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ここでひとつ

図書館で借りてきて放置していたとあるコバルト文庫を読んでみる。
すらすらすらーと読みやすい。
気を抜くと文章が固く固くなるのでひらいてひらいて~と唱えるんだけれど、どうにもかちんこちんです。
かといってオノマトペばっかりもなあと難しい。今オノマトペを思い出すのにイケナイ単語の方に行って戻ってこれなかった。ナとノの間にはニヌネの壁があるのさ。
なのでぶらぶら書いていけばそのうちなんか見えてくるのではと期待します。
なお、習作度合いといったら甚だしく、ヒロインの名前を何にしたか思い出せなかった場合はあえて名前を書かずに済ませたり(前回だな)、同じ形容を繰り返したりして保存して見返してあちゃーになっても、やはりあえて書き直さない、更新ボタンを押したら終わりの修正なしチャット方式です。誤字脱字はしたくないのに衰えたのか…!
先行きもテーマも何もない、その辺の景色を適当にスケッチしたようなものです。まったく先行き考えてないよ!
一応長い話の一部分…と、なる…はず!
(今ここを打っている時点で今回何を書くか決まっていません)
わかる人にはわかるネタで、リーアの外見は某お嬢様の僕五歳(以下略)です。あのまま拡大コピーで16歳にしてもらえれば…

以下そんな感じで一発書き。

「リーア様、眠るか食べるかどちらかを先に済ませていただけませんか」
こくりこくりと揺れる顔が突っ込もうとしたスープ皿を寸でのところで引き、もう一方の手は頬を捉えて事なきを得た。
綺麗に装われていた髪も服も、いつもの飾り気のない少年兵用のものとなり、「王家の美しい薔薇たち」の末として衆目を集めた姿は、今は赤子のように座ったまま眠りに落ちようとしている。
スープを掬うスプーンはしっかり握って離さないが、食欲と睡眠欲の手綱は手放したようだ。
撫で上げるように頬を滑らせた手で、気付けのように数度肩を叩くと、ようやくぼんやりした瞳に意識の灯りがともる。
大きな瞳の割りに、ごく小さな灯りではあるが。
「エディー…」
「眠った方がよろしいようですね、お腹が空いて眠れないことももうないでしょうし。立てますか?立てませんか。ほら、支えますからベッドまで…無理ですか。そうですか」
宥めるような低い静かな声は、最後はいつものようにため息混じりに終わる。
「明日…のこ…」
「残った分は明日の朝に食べられるように置いておきますから、そのまま眠りなさい。寒くないですか、疲れたんでしょう。ダンスがお得意とはいえ、あれでは雰囲気も何もあったものではないではないですか。飛び跳ねるものばかり踊っていたのでは、まとまる縁談もありはしませんよ」
ベッドのシーツをしっかりと体に添わせ、毛織の上掛けを掛ける。少し盛り上がった肩の辺りを布団の上から撫でて眠りを誘う。
「エディーン、ダンスしないの?」
眠りに抗う小さな声が、布団にうずもれた隙間から届いた。
「踊るなら大人向けの大人しいものなら何とかなりますが。そういえばダンスを教えたことはありませんな」
「縁談、まとまらなくていいよ…姉さまも兄様もまだそういうの…私より先…」
「確かに順番でいえば貴女は最後でよろしいのですが。諸国が望まれるのはただ美貌の王家の一員ということでなく…」
おや、眠られましたか。
健やかな寝息に微笑むと、気配なくベッドから離れ、音を立てないように食器を片付ける。
美しく愛らしく、渇望される、陰鬱な冬の厚い雲の合間から射す光のような姿。
照らされたものも、造られた影も、求めて止まない一筋の白光。
今は寝具の中で、影も届かない眠りの世界。
エディーンは眠りを邪魔しないよう、灯火を少し遠ざけた。

王国最強の姫将軍と、その御付きの宴の後。
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