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おっそろしいひと月

前回ここまで書いて下書きにしてひと月放置してた!
日付見てびっくりした。ひと月ってはや!
まあその間にあまりの絵の書け無さにorzしまくってたり
運動会があったり
ガチムチに萌えてたり
やっぱりガチムチに萌えてたり
でもやっぱりリバは限定ひと組だった李
委員会があったり
手足口病の後遺症こえー!ってなってたりしたんですが。

ほんと手足口病こわい。わしじゃなくて子ですがね。
発病したのは七月だったのに、九月から右手人差し指の爪が新旧入れ替わりで旧部分がはがれかけ、何とか割れ爪用マニキュアでだましだまししながらやっと運動会前日にはがれたと思ったら、今度は左手人差し指がはがれかけていて、あと続々と両手の親指と中指が続いている状態です。
結局左右六本の指がはがれおちるまで手の打ちようがなく、発病一週間で後遺症が二ヶ月後に二カ月かかるという恐ろしい事態です。
後遺症の方がダメージでかいわ。

ダメージ受けた心をガチムチで癒すのよ!結局自分の萌えはガチムチだった!

・・・・・・・・・・・・・・・…………………………………

耳の中を弄するのは、澄んだ硝子の破壊音。星の光を砕くような音に聴覚を支配される。
立ち尽くしかない身体が、見えない何かによって引き裂かれた。四肢をもがれ、千切り取られる肉片を、確かに感じた。圧倒的な痛覚と軋んだ音の欠片に目の前が白くなる。
溢れるはずの血を感じない。粉々になった身体は、暗い闇の中を疾走する。
エディーンは初めての感覚に声も出ず、ただ身を強張らせ、軽く口を開いた驚愕の表情のまましばらく動かずにいたが、やがてゆっくりとその輪郭が滲み融けだし、周囲の人々がはっと気を取り直した時には陽炎のように揺らめいて姿を消した。
人一人がまごうことなく消えてしまって驚き慌てる周囲の人をよそに、リーアの唇の動きは止まらない。高く強く、張りのある声が失われた言葉の糸を操り、何かを、喚んだ。

緑にあふれた城壁の中をよそに、外に展開していた敵軍は地獄に直面していた。
惰性のように矢を射かけ、いつもの様に撤収しようと隊列を整えたところで、彼らの足元の影が誰にも気づかれずいつしかぼやけ滲み、ゆらりと立ち上がる。
立ち上がった影はその本体のはずの兵士の背を越え、首元に襲いかかった。
立体を感じさせない、ただ黒く切り取られた影の牙で、喉を食い破る。
ある者は腕をもがれ、足を千切られ。
ある者は肉片を飛び散らせる。大量の血しぶきと共に。
音もなく突然に襲いかかった影の獣の群れに、為す術もなく、一部隊が全滅した。

「……あ」
詠唱を終え、ふ、と息をついたリーアが、半眼になっていた目蓋を大きな瞬きと共に見開いた。
「エディーン、エディーンを」
振り返り、いつも後ろに控える黒い姿を探す。必ず視界に過る影のような黒づくめの姿が、ない。
「エディーン、エディーン?」
ふらり、揺らめいた体を支える位置にいるはずの姿はなく、もう一人の副官、ロージアがリーアの背を支えた。
「リーア様、どうされました?」
「ロージア、私、私……エディーンを」
朗々と詠唱を唱えた唇は、震えて力なく、たどたどしい様子で問いに答える。
「私、エディーンを……エディーンに、殺させてしまった!」
悲痛な声を上げ、ロージアに凭れかかり、リーアはそのままぐったりと顔を両手で蔽う。
「止められなかった……」
「あなたは、お止めにならなかった」
消えた時の逆回しだった。
リーアの影の一部が伸び、薄く背後の景色を映しながら立ち上がる黒いなにかとなって、それが平面から厚みを帯び、黒一色から所々に肌の色を帯びて、ついには片膝をついてうつむくエディーンとなった。
うつむいた顔をゆっくりと上げ、常にはない掠れた声でリーアに応える。
その声に、リーアの身体がびくりと震えた。
「あなたは、望まれた。この身は、貴方の望みに逆らわぬ」
立ち上がるエディーンの、手がだらりと下がる。
その手に、顔中に、べっとりと飛び散り濡らす、紅い赤い。
「エディーン、ちが…違うんだ、エディーン!」
両手で顔を覆ったままのリーアから、ひび割れた悲鳴が漏れる。
「あなたが望まれたのは、こういうことです」
血濡れた無表情のエディーンが、温度の感じられない声で告げた。

城の伝令が敵方の急変を知らせに走ってくる。
垂らした手から滴り落ちる血をそのままに、エディーンはじっとリーアを見つめた。
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続き続き

とぎれとぎれにバイオ見てました。ミラいいなー
前回下書き保存しようと思ってうっかりそのまま保存しました。面倒なのでそのまま次。
マリオ2楽しい。3Dは大変すぎました!

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それで終わるはずだったのに、射かけられた矢の一本が狙いを外してあらぬ方向に飛んだ。
飛んだ先に、城内で最も身分の高い人物、たまたま訪れていた名目だけの将軍がいたのだった。
無論、身体に当たることはなく、勢いを失っていた矢は傍に控えていた副官のエディーンの一閃で切り払われて落ちた。
「お怪我はありませんか」
剣を腰の鞘におさめ、エディーンが動きを止めた将軍リーアの顔を覗き込む。
川に面した城壁から離れた一角、薬草園や畑を兼ねた中庭に、まさか飛んでくる矢があるとは思わなかったのだ。風を切る音が耳に入ってから剣が納められる金音まで、じっと動きを止めた後ろ姿に、怯えているのかと案じたエディーンは僅かに目を瞠った。
「リーア様?」
動かない背中から前に回って顔を覗き込むと、動かない表情があった。元より大きな目を一杯に見開いて、なのにその瞳に光はなく、焦点が合っていない。瞬くこともせず、不意の殺気にさらされた身体はこわばり、唇が何かをつぶやくように小さく動いていた。
エディーンの背筋をぞっと何かが這い降りた。この表情は一度だけ見たことがあったのだ。
心奪われたような表情。…初めて出会ったあの時の。
よく耳を澄ませば、動く幼さを残した柔らかな唇から洩れるのは、いま使われている言葉ではない。うねるように高く低く連なる音の、古代に失われた言語。
あの時と同じ。
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